バンドウ講師の補講

研修の補足情報です。社会人の学びに役立つ情報を随時更新します。

自分探しと楽しさについて

昔(昭和後期〜90年代)と比べると、

最近はとかく「楽しさ」求めが高まっているように思います。

 

スポーツ選手のインタビューにおけるコメントでも、

「楽しみながら」「楽しんでやりたい」などの言葉がよく聞かれますが、

昔はなかったことです。

 

楽しむことは大切だと思いますし、

その側面が良い結果に繋がることもあると思います。

 

しかし、この風潮に飲み込まれて

「楽しまなくては失敗」

「楽しくないと負け組」

のような「楽しまなくちゃ脅迫観念」に陥るのは本末転倒のように思います。

 

自分探しと楽しさについて (集英社新書)

自分探しと楽しさについて (集英社新書)

 

「仕事というものは、楽しさを求めることが最重要目的ではない」という理解をもっていなければならない。

ー134ページより引用

「程度をわきまえる」

というか

「本質を見失わない」

という点を再確認したいものです。

 

ちなみに、研修も「楽しさが最重要目的ではない」ということでよろしくお願いします^^

 

自分探し中の人にもお勧めの本です。

ただし、この本を読んでも自分は見つからない可能性大です。

「自分探しゲーム」のトラックの中から抜け出せる出口が見えるかもしれません。