世界一やさしい問題解決の授業
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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最近人気沸騰の「問題解決力」向上研修。
これからのビジネスパーソンに求められる3要素は
・問題解決力
・リーダーシップ
・コミュニケーション力
が今のところ本命の模様。
にわかに台頭した「グローバル人材」というのも、上記3点セットを携えている人材を指しているそうです。(+異文化への理解力かな)
情報は検索すればあっという間に手に入ります。受講者と接していてよく感じることですが、情報を集める技術とスピードは目覚ましく向上している一方で、自分で何かを考えて打ち出す(表現する)力が落ちてきています。「落ちる」というより、「凍結」という方が正しいかもしれませんね。
そのままではせっかくの思考力が化石になりかねないので、気になる方は日頃からアウトプットを意識されると良いと思います。
問題解決も、情報収集だけでは実現できません。
集めた情報を元に、あれこれと思索をしてそこから解を打ち出す必要があります。
思索は「基本的な方法」を知っていれば、誰にでも可能です。
そして基本的な方法は、いたってシンプルです。
上記に紹介した本は、それをわかりやすく学ぶことができるのでお勧めです。
情報を探せば、問題解決のノウハウとしても様々な型や手法が見つかるでしょう。
しかし、「パターン」や「型」集めにこだわると、本線から外れて行きますので要注意(そのループにはまること自体、問題解決できていません^^;)
世の中には、便利な調理グッズがさまざま存在しています。
使えれば多少速く簡単に調理ができることもあるでしょう。
でも、実際は包丁1つあれば、たいていの料理は作れるものです。