行き詰まりを感じている人に
「具体的に何かがあるわけではないのですが、
最近、仕事(または自分)に行き詰まりを感じています。」
入社して数年経過した頃に頻出するお悩みの一つです。
とにかく与えられた仕事をこなすだけで精一杯の域からは脱し、
一人でおおかたの事柄はこなせるようになる。
そんな時、ふと”考えこむ余裕”ができ
その隙間から生まれてくる悩みの典型なのかもしれません。
私も20代の頃、幾度となく感じた経験があります。
「このままで いいのだろうか」
生きるのに必死、毎日の事柄をこなすのに必死な人からすれば
「贅沢な悩み」と言われてしまいがちです。
「贅沢病だから(この疑念は)忘れよう」
(または忘れたフリ)で日々を続けて行く人もいます。
飲み会や何かで発散しながら日常を続けていくのも良いでしょう。
「なんだかモヤモヤする不快感」を消したくて、
セミナージプシーになる人もいます。
こういう感覚の対処法は様々ですし、どれが正解というのもないと思います。
でも、この「何とも表現しがたい感覚」が新たな道へ通じる扉でもあるので、しっかり向き合って悶々と味わい尽くすのも大いに価値があると私は思います。
人それぞれ環境や感覚も違うので、
一概に「この本が参考になります!」というものを
挙げるのは難しいのですが、
「役に立つかも」的なものを少しずつ紹介していきます。
今回は同じ著者のこの2冊。
ビジネスが話題の中心です。
職場・仕事に関して悶々としている方にお勧め。
こちらは日常のあれこれがメインです。
「人生に立ちはだかる〜」より女性向けに作られているようです。
切り口は違いますが、筆者の伝えようとしていることは共通しています。