バンドウ講師の補講

研修の補足情報です。社会人の学びに役立つ情報を随時更新します。

病から詩

 死ではなく「詩」。

病から詩がうまれる 看取り医がみた幸せと悲哀 (朝日選書)

病から詩がうまれる 看取り医がみた幸せと悲哀 (朝日選書)

 

特に何かのスキルアップに役立つ本ではないかもしれません。

しかし読む価値ありのお勧めとして、ここに掲載します。

 

どのような価値があるか。

それは、読み手によって違うと思います。

受け取る側の「器」によって、この素材の味わいは変わるでしょう。

 

この本の良さは、一級品の素材が、薄味で提供されている点です。

提供者(筆者)の味付け(意図)が濃くなく、かといって無味ではなく、少しの意図を感じさせる程度の角度で皿に盛りつけてある感じ。

 

人が生または死に真剣に向き合ったとき、紡ぎだす言葉の力を感じてみませんか。