バンドウ講師の補講

研修の補足情報です。社会人の学びに役立つ情報を随時更新します。

白鯨

上下巻あわせて1200ページほどの大作。

当時は手書きで原稿を仕上げていただろうから、
相当な力を注いで作られたものだと思います。

文章量は多いのですが、冗長や重複はありません。

捕鯨の生々しい光景の描写もあれば、示唆にとんだ哲学的な表現も多々。

捕鯨船の上でマットを織る光景に、「自由意志と偶然と宿命」を照らし合わせていたりもします。

表現力、語彙を増やしたい方にお勧めです。

時間をかけても良いので、言葉をじっくり味わってみてください。

得られるものは大きいと思います。